膀胱炎|香里園の泌尿器科なら土井クリニック 寝屋川市 枚方市|頻尿 痛み 残尿感

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膀胱炎

膀胱炎とは

尿路感染症のひとつであり、膀胱内に細菌が繁殖することで膀胱粘膜に炎症を起こすのが膀胱炎です。ほとんどの場合、尿道から大腸菌などの細菌が入り込むことで発症します。特に女性は尿道の長さが男性より短いため細菌が入り込みやすく膀胱炎を生じやすいです、男性も女性ほどではありませんが生じることはあります。なお単に膀胱炎と言う場合、急性単純性膀胱炎を指すことが多いです。

そのほかの膀胱炎として尿路に基礎疾患があり慢性に経過している場合を慢性複雑性膀胱炎、細菌感染以外の原因で膀胱炎のような症状を起こす疾患(出血性膀胱炎、薬剤性膀胱炎、間質性膀胱炎、好酸球性膀胱炎、放射線性膀胱炎など)があります。

症状としては、頻尿、排尿痛(排尿が終わる頃に強い痛みが出る)、尿混濁のほか、残尿感や排尿時の不快感などが現れます。なお、慢性の場合は、症状が軽度か無症状な場合もあります。

検査について

まず問診を行い、その後尿培養検査や必要に応じて超音波検査(エコー検査)などの検査があります。なお尿培養検査とは専門の研究室に患者様の尿を提出し、尿の中の細菌の有無・種類を調べる検査です。これらの結果から膀胱炎か否かを診断します。

治療について

治療は主に抗菌薬の内服となります。内服により通常1~2日間で症状は良くなり、5~7日間の治療で治癒します。症状が治まっても自己判断で服用を止めることはしないで下さい。医師の処方通りに服用するようにしてください。また再発予防のために、日頃から水分をよく摂取して、尿をたくさん出すことを心がけ、排尿をなるべく我慢しないようにして下さい。
また下腹部は冷やすと症状がひどくなるので常に温めておく(ただし低温やけどに注意して下さい)、ストレス、過労をためすぎないようにする、完治するまではアルコールを控えるといった予防対策も必要です。

診療案内

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